2024/12/13

朝という概念

私にとって朝は無限の可能性です。

 

子供のころから比較的目が硬く、夜更かしが身に染みていたので

冒頭とは真逆なことを言っている人間に思われるかもしれませんが笑

 

全寮制に住んでいた大学生時代。

実は苦学生で学費が払えず、お金に苦しんだ経験があります。

アルバイトはもちろんしていましたが、授業も多く門限の厳しい寮だったので

いつでも好きな時にバイトに行けるなんて状況ではありませんでした。

 

どうにか私のもっているこの時間をお金に換えることはできないか?

そんなことばかりを学生ながらに考えていました。

 

時は金なり。

 

そんな私に、遼の食堂バイトに空きが出たからどうか?という

誘いの声がかかったんです。

 

え!?門限気にしなくてよくて、

寝る時間を削ればお金もらえるの!?最高の極み!!

と、体力の有り余っている20歳は思いました。

 

夜は門限ぎりぎりまでバイトをし

朝は5時から食堂でがっつりな肉体労働、、、ほんとによくやりましたよ。笑

 

ただその当時は心の底からラッキーだと思っていて、

朝みんなが寝ている時間というのは世の中も眠っているため

授業もなければ、ほかにやるべきことは何もなく

私さえ頑張れば、他に犠牲にすることは何もない。

そして自分の望み(お金を稼ぐ)が叶う喜びに気づいていたからです。

 

これはまさに私が自分の力でやったことが、

すんなりと結果として還ってくる純粋な経験でした。

 

実際には睡眠と体力をすごい奪われていたのですが、

若さとはすばらしいもので、当時は何の苦悩も感じませんでした。

 

社会人になってからも、シフト制の会社に入社してからは

朝が早いことに関しては全く文句がなく

むしろ休みだと逆に自分を律して起きれないので

早起きする理由が嬉しくて、みんなが嫌がる早番を買って出たり。

 

このように、私が朝の時間の有効性を潜在的に意識できていたのは

もともと朝に弱く夜型の人間だったからなのかもしれません。

 

ただ20代前半の私は、夜更かししても起きるというスタイルで

夜寝るまでの時間には気を配っていませんでした。

 

転機は産後の赤ちゃんのお世話時代、、、

とにかく泣けばお世話をする24時間体制の出勤モード。

さすがに肉体も精神も音を上げました。寝るわ…

 

これが夜7時~8時に就寝する生活の始まりでした。

朝の3時4時に起きる赤子に備えて、

私にできることは睡眠を補給し、体力を温存すること。

 

こんな生活を第二子含め5年ほど続けてやっと

理想の朝型へ転向する準備が整ったのです。

 

私にとっての朝は、正直、低血圧でほんとうに大変なんですだけど

その時間に積んだ徳は

過去に味わったことのないくらい素晴らしいご褒美をいただく感覚なんです。

 

その時間に自分をよくするための行いを捧げると

私にとってはアシュタンガヨガの練習なんですが

ご褒美が日に日に豪華に更新されていくようなそんなギフトでもあります。

 

今日も朝の習慣としてのヨガをさせていただきありがとうございます。

 

また明日もよろしくお願いします。

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